洋と服とでぃてーる

 

 

 

最近お惚気的な要素がたくさん

詰まったお話しが多いので、

今回は私の好きなお洋服と大好きになった

キッカケのお話をしようかな。

 

 

 

 

 

初めてファッション雑誌を買ったのは

小学校4年生の頃。

 

 

 

 

 

少ないお小遣いで、古びた地元の本屋さんに出向き当時流行っていた小学生向けの雑誌を手に取ったのがキッカケです。

 

 

 

 

当時のわたしが諸事情により、

自由という自由がなかったので

こっそりと買ったその雑誌を こっそりと持ち帰り

 

机の中にしまい、夜小さなライトを照らしながら

ペラペラする紙の中で微笑むモデルさん達を見ながら、可愛いなあ お洒落だなあ

 

こんな服がいつか着てみたいなあ。なんて妄想を膨らましながら毎月毎月読みふけていた。

 

 

 

 

 

 

ファッションのお話しをするにあたって

大好きな映画とドキュメンタリーが二本ある。

 

 

一つ目は

 

 

"プラダを着た悪魔"

 

 

 

二つ目は

 

 

"ファッションが教えてくれること"

 

この映画というかドキュメンタリーは

プラダを着た悪魔という物語のモデルとなった作品というか、私の教科書なのです。

 

 

 

 

 

どちらにも共通すること。それは

憧れなんですよね。

 

 

 

 

プラダを着た悪魔に出てくる

メリル・ストリープ演じるミランダは

ランウェイという雑誌の有名な編集長の役。

 

 

アンハサウェイ演じるアンディは

ファッションには無頓着で、ジャーナリストを夢見てランウェイに入ればその道が開けると入社した女性の役。

 

 

 

 

先程、二本目に紹介したドキュメンタリー。

 

ファッションが教えてくれること。では

これは世界の人々を魅了する雑誌

アメリカ版VOGEの編集長、アナ・ウィンターのお話しだ。

 

 

 

つまり、プラダを着た悪魔に出てくる、鬼のような編集長ミランダは、アナのことなのです。

 

 

 

 

彼女が雑誌の構成、各ハイブランドへのチェック、モデルの手配、メイク、ヘア、などなど

 

 

たった一言の彼女の言葉で

 

世界中の人々が輝くのです。

 

 

悪く言えば、アナのセンスが無ければ

VOGEという雑誌は輝かないし

一気にダサくもなってしまう。

 

 

 

 

私自身も、ハイブランドはそんなに買えませんがVOGEは物心がついた時に

よく買いました。

 

 

 

パリのコレクションの様子をみて

今年この色や形。ディテールが流行るのか!といち早く察知した気になれるのです。

 

 

 

 

 

映画のワンシーンで

同じような色の同じような柄のベルトで

スタイリストが選べないです。というシーンがある。

 

 

主人公のアンディは、その瞬間笑って

「わたしには全く同じようなものにしか見えないので。」

 

ミランダに言ったあのシーン。

 

 

 

確かにそうかもしれない。

普段着ている洋服も一見同じように見えて

同じ形に見えているのかもしれない。

 

 

でも、似ているだけで細かい部分は違うのだ。

 

 

少しの縫い目も 少しのシワも 少しの形も色も。

 

 

 

私にとっても印象的なシーンだった。

 

自分自身のこだわり。を感じて、詰まっていることに喜びを感じたシーンでもあったから。

 

 

 

 

 

アナのようなセンスが自分にもあれば。

 

なんても思うが、無いからこそ憧れて更に新しい洋服やその情熱を求めたくなるのだろうか。

 

 

 

 

洋服のお話というより、アナの話になってしまいましたね。

 

 

 

でも、世界中を魅了する彼女の作り上げるVOGEや流行は今後も私のように小さな世界で生きてる人間にも活力と美しさを与えてくれるのでしょう。

 

 

 

 

秋になったので素敵なディテールの入ったお洋服でも探そうかな。